概要
道が無く、屋根の上を歩いて天井の穴から家に入る町。数千人が住んだが、王の家らしきものが見つからない。
場所
チャタル・ヒュユク
37.67°N 32.83°E · トルコ・コンヤ県
37.67°N 32.83°E · トルコ・コンヤ県
本文
道が無い。
家がびっしり隣り合って建ち、 人は屋根の上を歩いて移動し、 天井の穴から梯子で自分の家へ降りた。
数千人が住んだとされる。 それだけの人がいながら、 王宮らしき建物も、神殿らしき建物も見つからない。 家の大きさにも、目立った差が無い。
死者は家の床の下に埋められた。 何度も塗り替えられた壁の下から、 牛の頭骨が塗り込められて出てくる。
女性の像が多く出土する。 「地母神信仰」として説明されてきたが、 根拠が薄いという批判が近年強い。
ごみ捨て場と居住区が近く、 衛生状態は良くなかったとされる。
人が密集して住む最初期の実験のひとつで、 その形は後の都市とはかなり違っていた。
出典(1)
デヴィッド・グレーバー、デヴィッド・ウェングロウ(酒井隆史 訳) 『万物の黎明 人類史を根本からくつがえす』第8章(王のいない都市)