概要
ナイルに沿った細長い国が一つになった。この形のまま3000年続く。
場所
ヒエラコンポリス
25.10°N 32.78°E · エジプト・アスワン県
25.10°N 32.78°E · エジプト・アスワン県
関わった人(1)
ナルメル当人本文
ナイルは、下流のデルタ(下エジプト)と 上流の細長い谷(上エジプト)で、 土地の性格がまるで違う。
それが一つになった。 ナルメルという王の名が、化粧板に刻まれている。 上エジプトの白冠と下エジプトの赤冠を かぶり分けた姿が彫られたものになる。
統一は一度の戦いで成ったのではなく、 数世代かかったと見られている。
この形が3000年続く。 王はつねに「上下エジプトの王」と呼ばれ、 二つの冠を合わせた二重冠をかぶった。
一つになった後も、二つであることが 称号と儀礼の中に残り続けた。
統一の記憶が、 国のかたちそのものとして保存されたことになる。