概要
記録に残る最古の文学。友の死を受け入れられず、不死を探しに行って手ぶらで帰る話になっている。
場所
ニップル
32.13°N 45.23°E · イラク・カーディシーヤ県
32.13°N 45.23°E · イラク・カーディシーヤ県
本文
記録に残る文学として最も古い部類になる。
筋は単純である。 強すぎて手に負えない王が、友を得る。 その友が死ぬ。受け入れられない。 不死を求めて旅に出て、見つけられずに帰る。
帰ってきて、彼は城壁を見上げる。 自分は死ぬが、この壁は残る。 そこで話が終わる。
洪水の場面がある。 神が人を滅ぼそうとし、一人が船を作って生き延びる。 旧約聖書のノアの物語とほとんど同じ筋になる。 こちらのほうが千年以上古い。
19世紀にニネヴェの粘土板から解読された。 発表した学者は、興奮のあまり 学会の壇上で服を脱ぎはじめたと伝わる。
4000年前に書かれた話が、 友の死をどう受け止めるかという、 いまと変わらない問いを扱っている。
動画(1)
出典(1)
ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之 訳) 『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』第20章 超ホモ・サピエンスの時代へ