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Event / できごと

ギョベクリ・テペ

Göbekli Tepe
紀元前95世紀
年に諸説あり重要度 4

概要

農耕が始まる前に、狩猟採集の人びとが巨石を立てて何かを建てた。神殿が先で村が後だった可能性が出てくる。

場所

ギョベクリ・テペ
37.22°N 38.92°E · トルコ・シャンルウルファ県

本文

農耕が始まる前に建てられている。 そこが問題になる。

高さ5メートルを超えるT字型の石柱が、 円形に並んで立つ。 柱には狐、猪、鶴、蠍が彫られている。 数十トンの石を、金属の道具なしで切り出し、運び、立てた。

住居の跡が乏しい。 人が定住していた形跡が薄く、 穀物の栽培もまだ始まっていない。

それまでの筋書きはこうだった。 農耕が始まる、余剰ができる、定住する、 人が集まる、神殿が建つ。

ここでは順序が逆に見える。 何かを建てるために人が集まり、 集まった人を養うために農耕が始まった、 という筋書きが立てられるようになった。

もう一つ分からないのが、 なぜ意図的に埋め戻されたのかになる。 役目を終えた区画が、土で覆われている。

発掘されたのは、全体の数パーセントにすぎない。

出典(2)

ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之 訳) サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福第5章 農耕がもたらした繁栄と悲劇
デヴィッド・グレーバー、デヴィッド・ウェングロウ(酒井隆史 訳) 万物の黎明 人類史を根本からくつがえす第4章(季節によって社会の形を変える人びと)

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