概要
身長1mほどの別の人類が、インドネシアの島に住んでいた。サピエンスがこの海域に着くころに姿を消す。2003年まで誰も知らなかった。
場所
リアン・ブア洞窟
-8.53°N 120.45°E · インドネシア・フローレス島
-8.53°N 120.45°E · インドネシア・フローレス島
本文
2003年、フローレス島のリアン・ブア洞窟で、 身長1mほどの人類の骨が見つかった。 脳は現代人の3分の1しかない。 はじめは病気の現代人だとする説もあったが、 複数の個体が出て、別の種として認められた。
島では大きな動物が小さくなり、小さな動物が大きくなる。 この島にも小型の象と巨大なネズミがいて、 フローレス原人はそれを狩っていた。
いつ消えたかは、年代の見直しで大きく動いた。 最初は1万2000年前まで生きていたとされ、 現代人と何万年も隣り合っていた計算になっていた。 2016年の再測定で、約5万年前に改められる。
サピエンスがこの海域に着いた時期と重なる。 関係があったのかどうかは、証拠が無い。
『サピエンス全史』は第1章でこの種を挙げ、 人類はつい最近まで一種ではなかった、と読者に思い出させる。
出典(1)
ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之 訳) 『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』第1章 唯一生き延びた人類種