概要
貝を採り、赤い顔料を使い、石を火で処理した跡が残る。氷期で内陸が干上がったとき、海辺が逃げ場になった。アフリカの中での拡散と生き残りの一例。
場所
ピナクル・ポイント
-34.21°N 22.09°E · 南アフリカ・西ケープ州
-34.21°N 22.09°E · 南アフリカ・西ケープ州
本文
南アフリカの南の端の海に面した洞窟から、 約16万年前の層で、貝殻、赤い顔料、小さな石の刃が出た。
貝を採って食べていたことが分かる、最も古い証拠になる。 海の食べ物は季節を選ばず、狩りより確実に取れる。
このころの地球は氷期で、アフリカの内陸は干上がっていた。 人が住めるところは減り、集団は小さく分かれていた。 遺伝子から見ると、いまの人類はそのころ一度、かなり小さな集団を通っている。
海辺は、その時期の逃げ場の一つだったと考えられている。
顔料は、道具ではなく印だった可能性がある。 石を火で処理して割れやすくした跡も、ここから出ている。 象徴と技術の両方が、認知革命と呼ばれる時期よりずっと前にある。