概要
殷とはまったく違う造形の巨大な仮面が四川で出た。中国の古代文明が黄河のひとつではなかったことを示す。
場所
三星堆
30.99°N 104.20°E · 中国・四川省広漢市
30.99°N 104.20°E · 中国・四川省広漢市
本文
四川省で、二つの穴から大量の青銅器が出た。
殷(商)の青銅器とは、まるで違う。
高さ2.6メートルの人物立像。 幅1.4メートル近い巨大な仮面。 目が円柱状に飛び出しているもの。 青銅の樹。 そして、金の仮面。
殷の青銅器は、祭祀に使う容器が中心になる。 こちらは人と、目と、樹。
文字が出ていない。 何を表しているのか、誰を祀ったのかが分からない。
器物の多くが、 意図的に壊され、焼かれてから埋められていた。 儀式なのか、政変なのか。
分かったのは、 中国の古代文明が黄河流域の一本ではなかったことになる。
長江流域に、別系統の高度な青銅器文化があった。 文献に、その記録が無い。
2020年からの再発掘で、新たに六つの穴が見つかっている。