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Event / できごと

トバ火山の噴火

Toba eruption
約7万4000年前
年に諸説あり重要度 4

概要

過去200万年で最大の噴火。人類が数千人まで減ったという説があったが、いまは疑われている。インドの遺跡では、灰の層の上と下で同じ石器が続く。

場所

トバ湖
2.68°N 98.88°E · インドネシア・スマトラ島

本文

スマトラ島の火口湖トバは、約7万4000年前の噴火の跡になる。 過去200万年で最大とされ、灰はインドを覆い、南シナ海と東アフリカまで届いた。

1990年代に、一つの説が出た。 噴火で気温が下がり、人類は数千人まで減った。 いまの人類の遺伝的な多様性が少ないのは、そのためだ、という筋になる。

その後、疑われるようになった。 南インドの遺跡では、灰の層の下と上で同じ石器が続いていた。 アフリカの湖の堆積物からは、噴火の年に気温が大きく下がった跡が見つからない。 遺伝的な多様性の少なさは、アフリカから出た集団が小さかったことでも説明できる。

いまは、大きな噴火ではあったが、 人類を絶滅の縁まで追いつめたとは言いにくい、というのが多数の見方になる。

『サピエンス全史』が起点に置く認知革命の直前にあたる。

動画(1)

How a Supervolcano Ignited an Evolutionary DebatePBS Eons人類が絶滅しかけたという説の、その後の検証

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