概要
隠れ家で2年日記を書き、15歳で収容所で死んだ。600万という数を、一人の人間に戻す文章になっている。
関わったできごと(1)
ホロコースト1941年 · 隠れ家で書いた本文
13歳の誕生日に日記帳をもらい、 その3週間後に隠れ家へ移った。
書かれているのは恐怖だけではない。 母との衝突、同居人への苛立ち、 同い年の少年への恋、 将来ジャーナリストか作家になりたいという希望。 思春期の記録として読める部分が多い。
途中から、書き直しを始めている。 戦後に出版することを考えて、 自分の文章を推敲していた。 作家になるつもりで書いていた。
2年後に密告で捕らえられ、 ベルゲン=ベルゼンで死んだ。15歳。 解放の2か月ほど前になる。
家族8人のうち、生き延びたのは父オットーだけだった。 隠れ家を助けていたミープ・ヒースが 床に散らばった日記を拾い集めて保管し、 父に渡した。
600万という数を、一人の人間に戻す文章になっている。