概要
北アフリカの司教。ローマが略奪された衝撃に答えて『神の国』を書き、中世の思考の枠を作った。
関わったできごと(1)
『神の国』413年 · 著者本文
北アフリカの小都市の生まれ。 父は異教徒、母モニカはキリスト教徒だった。
若い頃、マニ教に9年傾倒した。 善と悪が二つの原理として争うという教えになる。
修辞学の教師として、カルタゴ、ローマ、ミラノへ移った。 そのミラノで、司教アンブロシウスの説教を聞く。
庭で「取れ、読め」という子どもの声を聞き、 聖書を開いて回心した——と『告白』に書いている。
『告白』は、自分の内面を書いた最初期の書物になる。 若い頃の盗みや、性の欲望や、 母への感情まで書いている。 それまでの著述には無い形になる。
ローマ略奪の衝撃に答えて『神の国』を書いた。
死んだのは、ヴァンダル族が 自分の司教座の町を包囲している最中になる。