概要
チンギスの長男ジョチの子。凍った川を道にして冬に進み、ルーシを潰してハンガリーまで達した。大ハーンの死で引き返し、ヴォルガに国を建てる。
所属
キプチャク汗国本文
チンギスの長男ジョチの、次男になる。
ジョチは父より先に死んだ。
そして、ジョチが本当にチンギスの子かどうか、 一族の中で疑われていた。
母が攫われて戻ってきた直後に生まれている。
その負い目のある家系が、 帝国の西の端を割り当てられた。
「馬の蹄が届くところまで」。
1236年、西征が始まった。
総指揮はバトゥ。
各家から王子が加わる混成軍になる。
実際の戦術を立てたのはスブタイとされる。
ヴォルガ・ブルガールを潰し、 ルーシの諸公国を冬に一つずつ落とし、 ポーランドとハンガリーの軍を二日違いで破った。
1242年、大ハーンの死で引き返す。
後継を決める会議に出るため、と言われる。
だが、彼はそのままヴォルガに留まった。
会議には出ていない。
サライに都を置き、ジョチ・ウルスを建てた。
ルーシの諸公を臣従させ、貢納を取る。
その250年が、ロシアの側から 「タタールのくびき」と呼ばれる。