概要
マダガスカルを調べた人類学者で、借金の5000年を書き、ウォール街占拠の運動に加わった。59歳で急死し、最後の本は共著者が出した。
所属
アメリカ合衆国本文
ニューヨークの労働者階級の家に生まれた。 父はスペイン内戦の国際旅団に加わり、母は工場労働者で、 組合のミュージカルの主役をやったことがある。
10代のとき、趣味で覚えたマヤ文字の解読が専門家の目に留まり、 奨学金で学校へ行った。 シカゴ大学で人類学を学び、マダガスカルの村で調査をした。
イェール大学で教えたが、契約を更新されなかった。 本人は政治活動が理由だと考え、学界でも議論になった。 その後ロンドンへ移り、LSEで教えた。
2011年に『負債論』を出す。同じ年、ウォール街占拠の運動に加わり、 「われわれは99%だ」という言い回しの成立に関わったとされる。 のちに『ブルシット・ジョブ』も書いた。
考古学者ウェングロウと10年かけて書いた『万物の黎明』の原稿を仕上げた3週間後、 2020年9月にヴェネツィアで急死した。59歳。 本は共著者の手で翌年に出た。