概要
病を神罰でなく自然の現象として扱った。医の倫理を説いた誓いに名が残る。
所属
ギリシア諸ポリス関わったできごと(1)
ヒッポクラテスの医学BC400年頃 · 当人本文
コス島の医師。 実在はしたが、伝わる著作の大半は本人のものではない。 「ヒッポクラテス集典」は、 複数の著者による60余りの文書の集まりになる。
その中の一篇『神聖病について』が、この人の名を残した。 てんかんは神が下す病とされていたが、 他の病と同じく自然の原因で起こると論じている。 神聖とされるのは、 原因が分からないからにすぎない、と。
病を、神罰でも呪いでもなく、 観察して記録できる現象として扱った。
「誓い」もこの集典に含まれる。 患者に害をなさない、 知り得たことを漏らさない、 師とその子を自分の親族のように扱う。
現在の医学部で読まれる版は、 中絶や安楽死に関する部分が 書き換えられていることが多い。