← 地図で見る
Person / 人

イマニュエル・ウォーラーステイン

Immanuel Wallerstein
AD1930年9月28日 – AD2019年8月31日(享年88)
アメリカ合衆国重要度 3

概要

アフリカ研究から出発し、国を単位に発展を語ることをやめた。中心と周辺からなる一つの世界経済として、16世紀以降を書き直す。

所属

アメリカ合衆国

本文

ニューヨークに生まれた。 最初の専門はアフリカで、独立期のガーナとコートジボワールを調べていた。

そこで行き詰まった。 なぜこの国は発展しないのか、という問いを国の中だけで考えても答えが出ない。 問いの単位が間違っているのではないか、と考えた。

1974年、『近代世界システム』第I巻を出す。 分析の単位は国ではなく、一つの世界経済になる。 中核・半周辺・周辺という役割があり、 周辺の貧しさは中核の豊かさと同じ仕組みの表と裏になる。

以後、第II巻から第IV巻まで、40年以上かけて書き継いだ。 最後の巻が出たのは2011年になる。

ブローデルの影響を強く受け、 ニューヨーク州立大学にブローデル・センターを作った。

晩年は、いまの世界システムが移行期にあり、 それが何になるかは決まっていない、と繰り返し書いた。 2019年に死んだ。