概要
ティルスから来たフェニキア人が北アフリカに築いた。母市が衰えたあとも西地中海の交易を握り、600年後にローマと三度戦うことになる。
場所
カルタゴ
36.85°N 10.32°E · チュニジア・チュニス県
36.85°N 10.32°E · チュニジア・チュニス県
本文
ティルスの王女エリッサ(ディド)が兄から逃れて来て、 「牛一頭の皮で囲める土地」を買い、皮を細く裂いて丘を囲んだ。 建国の伝承はそう伝える。
考古学的には、BC9世紀末から8世紀初めの層が出る。 伝承のBC814年とそう遠くない。
フェニキア人の植民市は地中海に点々とあったが、 カルタゴが抜きん出たのは位置による。 シチリア海峡の南岸に立てば、東地中海と西地中海を往き来する船は 必ずその前を通る。
母市ティルスがアッシリアとバビロニアに呑まれたあとも、 この娘の都市は残り、西地中海の交易を握った。 600年後、同じ海を欲しがる別の都市と三度戦うことになる。