概要
碁盤の目の街路と、各戸から通じる下水。宮殿も王墓も見つかっておらず、誰が統治したのか分かっていない。
場所
モヘンジョダロ
27.33°N 68.14°E · パキスタン・シンド州
27.33°N 68.14°E · パキスタン・シンド州
本文
街路が東西南北に走り、 主要道路の幅が揃っている。
各戸に井戸と浴室があり、 使った水が街路の下の暗渠へ流れる。 点検用の蓋まで設けられている。
「大浴場」と呼ばれる施設がある。 12メートル×7メートル、深さ2.4メートル。 床は焼き煉瓦を隙間なく敷き、 瀝青で防水されていた。
用途は分かっていない。 宗教的な沐浴の場という説が有力だが、 確かめる手がかりが無い。
穀物倉と呼ばれてきた建物も、 最近は用途が疑われている。
これだけ整った都市を、誰が計画し、 誰が維持したのか。 王宮も王墓も見つからない。
命じる者がいなければ、 煉瓦の規格が数百キロ離れた都市で一致することは無い。 その者の痕跡だけが無い。