概要
同じ文様の土器がニューギニアからトンガまで点々と現れる。太平洋へ出ていった人々の足跡そのもの。
場所
ラピタ(トンガ)位置は特定されていない(誤差 ±200km)
-21.13°N -175.20°E · トンガ周辺(ラピタ文化の広がり)
-21.13°N -175.20°E · トンガ周辺(ラピタ文化の広がり)
本文
同じ文様の土器が、 ニューギニア沖からトンガ・サモアまで、 点々と現れる。
歯のような道具で押した細かい幾何学文様で、 顔らしき図もある。
分布が示すのは、移住の経路そのものになる。 3000年ほど前から数百年で、 数千キロの島々に広がった。
一緒に運ばれたものも分かっている。 豚、鶏、犬、タロイモ、ヤムイモ。 無人島に着いて暮らすための一式を積んでいた。
黒曜石の産地を調べると、 ニューブリテン島のものが数千キロ先で見つかる。 渡った後も、行き来が続いていた。
このラピタの人々の子孫が、 さらに数百年後に東へ出て、 ハワイ、イースター島、アオテアロアに着く。
出典(1)
ジャレド・ダイアモンド(倉骨彰 訳) 『銃・病原菌・鉄 一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎』第17章 太平洋に広がっていった人々