← 地図で見る
Event / できごと

甲骨文字

Oracle bone script
紀元前13世紀
年に諸説あり重要度 5

概要

亀の甲羅を焼いて割れ目で占い、問いと答えを彫りつけた。漢字はここから続いている。

場所

殷墟(安陽)
36.13°N 114.31°E · 中国・河南省安陽市

本文

亀の腹甲や牛の肩甲骨に穴を穿ち、 熱した棒を当てて割れ目を作る。 その形で吉凶を占い、 何を占ったか、結果はどうだったかを刻みつけた。

書かれているのは、 雨が降るか、収穫はあるか、この戦は勝つか、 王の歯が痛むのはどの祖先の祟りか。

19世紀末、北京の薬屋で「竜骨」として売られていた骨に 文字があることに学者が気づいた。 薬として砕かれていたものが史料になる。

これが漢字の最も古い形になる。 以後3300年、字体は変わっても系統は途切れていない。 いま使われている文字のなかで、 これほど長く続いているものは他にない。

殷という王朝が実在したことも、 この骨に刻まれた王の名の並びで確かめられた。

同じ時代のできごと

エジプト・ヒッタイト平和条約BC1259年