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Event / できごと

ウルク。都市というものの始まり

Rise of Uruk
紀元前35世紀
年に諸説あり重要度 5

概要

数万人が城壁の中に住んだ。分業も神殿も官僚も、ここで一度に現れている。

場所

ウルク
31.32°N 45.64°E · イラク・ムサンナー県

本文

数万人が城壁の中に住んだ。 それまで、人がこれほど密集して暮らした例が無い。

密集すると、必要なものが一度に出てくる。 食料を配る仕組み、揉め事を裁く者、 神殿と、それを維持する神官、 そして誰が何をどれだけ納めたかの記録。

最初の文字は、その記録として現れた。

分業も始まった。 自分で食べ物を作らない人が生まれる。 陶工、金属工、書記、神官。

なぜ人が集まったのかには、 灌漑のためという説と、 神殿への信仰が先だという説がある。

城壁を築いたのは伝説のギルガメシュとされる。 その城壁の跡が実際に残っており、 長さは9キロを超える。

「都市」という発明が、 この後の歴史のほとんどを可能にした。

動画(1)

Mesopotamia: Crash Course World History #3CrashCourse都市・文字・法がまとめて現れた場所の12分

出典(3)

ウィリアム・H・マクニール(増田義郎、佐々木昭夫 訳) 世界史第I部 ユーラシア大文明の誕生とその発展(BC500年まで)
マット・リドレー(大田直子、鍛原多惠子、柴田裕之 訳) 繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史第5章 都市の勝利
デヴィッド・グレーバー、デヴィッド・ウェングロウ(酒井隆史 訳) 万物の黎明 人類史を根本からくつがえす第8章(王のいない都市)

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