概要
ろくろが先で、荷車は後だったとされる。この道具は独立に何度も発明されず、アメリカ大陸では運搬に使われなかった。
場所
ウルク
31.32°N 45.64°E · イラク・ムサンナー県
31.32°N 45.64°E · イラク・ムサンナー県
本文
最初に現れるのは、陶器を作るろくろだった。 荷車としての車輪は、それより後になる。
難しいのは円板そのものではなく、 車軸との組み合わせにある。 軸が細すぎれば折れ、太すぎれば摩擦で回らない。 穴の精度が要る。
そして、道が要る。 車輪は平らな地面でしか役に立たない。 山がちな土地や、密林や、砂漠では荷を運べない。
南北アメリカでは、車輪の原理は知られていた。 車輪の付いた玩具が出土している。 だが運搬には使われなかった。 引かせる大型の家畜がいなかったためとされる。 道具が広まるかどうかは、 思いつくかどうかだけでは決まらない。