概要
グラスゴーの道徳哲学の教授。人が自分の利益を追うことが、意図せず社会の富を増やすと論じた。「見えざる手」は本の中で一度しか出てこない。
関わったできごと(1)
『国富論』AD1776年 · 著者本文
スコットランドのカーコーディに生まれた。
父は生まれる前に死んでいる。
14歳でグラスゴー大学に入り、 オックスフォードへ行って、その教育の質の低さに呆れた。
教授が講義をしない、と後に書いている。
グラスゴーで道徳哲学の教授になった。
最初の本は『道徳感情論』。
人はなぜ他人に共感するのか、という本になる。
その後、貴族の家庭教師としてフランスへ行き、 ヴォルテールとケネーに会った。
帰って10年かけて書いたのが『国富論』になる。
自分の利益を追う人が、 意図せず社会の富を増やす。
だが商人の結託と独占は害だと警告した。
関税官になった。
自由貿易を説いた人の晩年の職業としては皮肉になる。
死ぬ前に、未完の原稿をすべて焼かせた。
ヒュームの親友で、ヒュームの死を看取った。