概要
富は金銀ではなく労働の生産物だと定め、分業と市場が国を豊かにすると論じた。経済学がここから一つの学問になる。
場所
エディンバラ
55.95°N -3.19°E · イギリス・スコットランド
55.95°N -3.19°E · イギリス・スコットランド
関わった人(1)
アダム・スミスAD1723年(6月5日洗礼)–AD1790年7月17日 · 著者本文
出版は1776年、独立宣言と同じ年になる。
問いは、国はなぜ豊かになるのか。
答えは、金銀を貯めることではない。
労働が生み出すものが富であり、 分業が労働の生産性を上げる。
ピン工場の例が有名になる。
一人で全部やれば日に20本、 18の工程に分ければ一人あたり4800本。
市場が広いほど分業は進む。
だから交易を妨げるな、と。
「見えざる手」という言葉は、 この長い本に一度しか出てこない。
自分の利益を追う人が、 意図せず社会の利益になるように導かれる。
同時に、商人が結託して価格を吊り上げること、 独占が消費者を害することを警告している。
スミス自身は道徳哲学の教授で、 前の本は『道徳感情論』だった。
共感の話をしてから、利益の話をした人になる。