概要
アレンテの画家。中央オーストラリアの風景を水彩で描き、先住民として初めて市民権を与えられた。その市民権が悲劇を招く。
関わったできごと(1)
ナマジラの市民権AD1957年 · 受けた側本文
アレンテの人。
ヘルマンスブルクの伝道所で育った。
キャメルの隊で荷を運ぶ仕事をしていたとき、 訪ねてきた白人画家に水彩を習った。
3年後の個展が完売する。
中央オーストラリアの風景を描いた。
ゴーストガムの白い幹と、 赤い岩と、遠くの山並み。
西洋の水彩の技法で描いているように見える。
だが、描いた場所はどれも 彼の一族の土地の聖なる地点だったと指摘されている。
風景画の形をとった、土地との関係の記録になる。
1957年、先住民として初めて市民権を与えられた。
酒を買う権利が、そこに含まれる。
親族に酒を分けた。
当時、市民権のない先住民に酒を渡すのは犯罪だった。
有罪になり、服役する。
釈放の翌年に死んだ。