概要
コロンブスが着いた陸を、アジアではなく誰も知らなかった大陸だと書いた。1507年の世界地図が、その名を新しい陸に付ける。
関わったできごと(1)
「新大陸」という認識AD1507年(ヴァルトゼーミュラーの地図) · その手紙が根拠になった本文
フィレンツェの商家に生まれ、メディチ家の代理人としてセビリアにいた。 コロンブスの航海の資金や物資の手配に関わっている。
1499年から、自分でも大西洋を渡った。 何度渡ったかは、本人の手紙が後に手を加えられているため、はっきりしない。
残っている手紙の一つで、南へ長く続く海岸を航海し、 これはアジアではなく、古代の誰も知らなかった大陸だ、と書いた。 コロンブスは死ぬまでインドだと言い続けていたので、 この一言が違いになった。
1507年、ドイツの地図製作者ヴァルトゼーミュラーが、 新しい大陸に「アメリカ」と記した世界地図を刷る。 女性形にしたのは、ヨーロッパもアジアもアフリカも女性名だったからになる。 本人はその地図を見たかどうかも分からず、5年後にセビリアで死んだ。
『サピエンス全史』は第15章で、 「知らない」と認めた人の名が大陸に付いた、という点でこの人を取り上げる。