概要
皇女にして歴史家。父の治世を書いた『アレクシアス』は、十字軍を東側から見た同時代の記録になる。
所属
東ローマ帝国関わったできごと(1)
『アレクシアス』AD1148年頃 · 著者本文
ビザンツ皇帝アレクシオス1世の長女。 皇位を継ぐつもりでいたが、弟が立った。 夫と組んで簒奪を企て、失敗して修道院に入れられる。
そこで書いたのが『アレクシアス』15巻になる。 父の治世を、同時代の証人として記録した。
第1回十字軍を、迎えた側から書いた数少ない史料になる。 西欧の騎士たちを、粗野で貪欲で 約束を守らない者として描いている。 西側の年代記とは、まるで違う十字軍が現れる。
医学の知識もあり、 父の最期の病状を医師のように詳しく書いている。
女性が書いた歴史書として、 中世を通じてほとんど他に例がない。