概要
23歳で『アーリヤバティーヤ』を書いた。円周率を3.1416とし、天が回るのではなく地球が自転していると述べた。
所属
グプタ朝関わったできごと(1)
『アーリヤバティーヤ』AD499年 · 著者本文
23歳で書いたと、本人が著作に記している。
天が回るのではなく地球が自転していると述べた。 船で進むときに岸の木が後ろへ動いて見えるのと同じだ、と。
円周率を3.1416とし、 「近似的に」と断っている。
正弦(サイン)の表を作った。 三角法の基礎になる。 インドで sin を意味した語が、 アラビア語を経てラテン語に訳される過程で 誤読され、jaib(湾)と読まれて sinus になった。 「サイン」という語は、翻訳の誤りから来ている。
日食と月食を影として説明し、 ラーフという魔物が呑み込むという説を退けた。
次の世代のブラフマグプタは、 地球の自転を明確に否定している。 正しい説が、次に採られるとは限らない。