概要
CERNで文書を相互に繋ぐ仕組みを考え、特許を取らずに公開した。誰でも情報を出せる世界がここから始まる。
関わったできごと(1)
World Wide Web の誕生AD1989年 · 提案本文
CERNの研究者が世界中から来ては帰る。 それぞれが別の形式で文書を残していく。 どこに何があるか分からない。 その不便を解くために書いた提案だった。
作ったのは三つになる。 文書の書き方(HTML)、 文書の場所の指し方(URL)、 文書のやり取りの手順(HTTP)。 それだけで足りる、という設計だった。
中央の目録を作らなかったのが決定的になる。 誰かが管理する台帳があれば、 その誰かが全体を握る。 文書が別の文書を指すだけにすれば、 全体は誰のものでもなくなる。
1993年、CERNはこの技術を無償で公開した。 特許を取っていれば、いまの形にはなっていない。
本人はいま、 情報が少数の入口に集まった現状を批判する側にいる。