概要
CERNで提案された仕組みが、誰でも情報を出せる世界を作った。印刷術以来の変化になる。
場所
ジュネーヴ
46.20°N 6.14°E · スイス(CERN・国際機関)
46.20°N 6.14°E · スイス(CERN・国際機関)
関わった人(1)
ティム・バーナーズ=リーAD1955年6月8日–? · 提案本文
CERNの研究者だったバーナーズ=リーが、 所内の文書を相互に参照するための仕組みとして提案した。 最初の提案書に上司が書いた言葉は 「曖昧だが、面白い」だったと伝わる。
新しかったのは技術より設計思想だった。 中央のデータベースを作らない。 どこに何があるかを管理する台帳を持たない。 文書が別の文書を指すだけで、全体は誰のものでもない。
1993年、CERNはこの技術を無償で公開すると宣言した。 特許を取っていれば、いまの形にはなっていない。
30年で、この上に商取引も、政治も、 人と人のやり取りのかなりの部分も乗った。 中央を持たない設計だったはずのものが、 いくつかの巨大な入口に集まっているのは、 設計の問題ではなく、そのあとに起きたことになる。