概要
金銀の鋳造貨幣を最初に整えた王とされ、その富は「クロイソスのように富める」という言い方で残った。キュロス2世に敗れて国を失う。
関わったできごと(1)
リュディアの鋳造貨幣BC7世紀後半 · 整えた本文
リュディア王国の最後の王になる。
金銀合金(エレクトロン)の自然の産出があり、 それを精錬して金貨と銀貨に分ける技術を持っていた。 一定の重さと純度を刻印で保証する貨幣を整えた。
その富が「クロイソスのように富める」という言い回しになった。 ギリシア語にも英語にも残っている。
ペルシアへ攻め込む前に、デルフォイの神託を求めた。 「大きな国が滅びるだろう」という答えを、 ペルシアのことだと受け取った。 滅びたのは自分の国だった。
ヘロドトスは、 彼が火刑にされかけたときソロンの言葉を思い出して叫び、 それを聞いたキュロスが助命した、という話を書いている。 年代が合わず、教訓のために作られた挿話とされる。
「死ぬまで幸福だったとは言えない」という、その言葉だけが残った。