概要
「無主の地」という法の建前を裁判で覆した。判決は本人の死の5か月後に出る。
関わったできごと(1)
マボ判決AD1992年6月3日 · 原告本文
トレス海峡のマレー島の出身になる。
若い頃に島を出て、 本土の大学で庭師として働いた。
昼休みに歴史学者と話していて、 自分の島の土地が法的には自分たちのものでないと知った。
驚いた、と伝わる。
島では、誰の土地がどこかを 全員が把握している。 代々受け継がれ、境界も決まっている。
その事実と、法の建前が食い違っていた。
裁判を起こした。10年かかる。
争点は、 入植以前から存在する土地の権利が いまも消えていないと言えるかどうかになる。
最高裁は、 「無主の地(テラ・ヌリウス)」という前提を否定した。
先住権原が、法的に認められる。
エディ・マボは、判決の5か月前に死んだ。
自分の名が付いた判決を知らずに死んでいる。