概要
オーストラリアは無主の地だった、という法の建前を最高裁が覆した。原告本人は5か月前に死んでいる。
場所
キャンベラ
-35.28°N 149.13°E · オーストラリア
-35.28°N 149.13°E · オーストラリア
関わった人(1)
エディ・マボAD1936年6月29日–AD1992年1月21日 · 原告本文
オーストラリアは入植の時点で「無主の地(テラ・ヌリウス)」だった、 というのが200年続いた法の建前だった。 誰のものでもない土地だから、取ってよい、と。
エディ・マボは、トレス海峡のマレー島の人だった。 大学で働いていたとき、 自分の島が法的には自分たちのものでないと知って驚いた、と伝わる。
裁判は10年かかった。 争点は、伝統的な土地の権利が 入植以前から存在し、今も消えていないと言えるかどうかになる。
最高裁は、無主の地という前提を否定した。 先住権原(ネイティブ・タイトル)が法的に認められる。
エディ・マボは、判決の5か月前に死んだ。 自分の名が付いた判決を知らずに死んでいる。