概要
名前の分かる世界最古の著述家。サルゴンの娘で、ウルの月神の大神官を務め、自分の名で讃歌を書いた。
関わったできごと(1)
アッカドのサルゴンBC2334年頃 · 娘。大神官本文
名前の分かる、世界で最初の著述家になる。
サルゴンの娘で、 ウルの月神ナンナの大神官に任じられた。
征服した都市の神殿に自分の娘を置く。 政治の手だったと考えられている。
だが、書いたものが残った。
『イナンナ女神讃歌』をはじめとする讃歌に、 自分の名を記している。
「私、エンヘドゥアンナが」と書く。
それまでの文書は、書いた人の名を残さない。
内容にも、個人が出てくる。
反乱で神殿を追われ、砂漠をさまよい、 女神に助けを求める場面が一人称で書かれている。
その讃歌が、彼女の死後500年たっても 書記の学校で書き写されつづけた。
粘土板が100枚以上見つかっている。
シュメールの神々の体系を整理した人でもある。