概要
『百年の孤独』で、祖母が怪異を淡々と語る口調をそのまま文体にした。ラテンアメリカ文学が世界に届く入口になる。
関わったできごと(1)
『百年の孤独』AD1967年 · 著者本文
祖父母に育てられた。
祖父は大佐で、内戦の話をした。
祖母は、幽霊や予兆を 天気の話をするのと同じ調子で語った。
その口調が、のちの文体になる。
「不思議なことを、当たり前の顔で書く」。
新聞記者として出発した。
『百年の孤独』は18か月で書いた。
その間に家財を売り、原稿を郵送する金が足りず、 半分ずつ送ったという話が残る。
1967年に出て、40以上の言語に訳された。
マコンドという架空の町の百年を、 七世代の家族を通して書いている。
ラテンアメリカ文学が世界に届く入口になった。
ノーベル賞の演説で、 ヨーロッパが自分たちの尺度で ラテンアメリカを測ることを批判している。
「われわれの現実の解釈を、 他人の枠でやられては、ますます知られなくなる」。