概要
インド洋の季節風と星の高さで航海する技術を書物にまとめた。ヴァスコ・ダ・ガマを案内したという話が伝わるが、確かな証拠はない。
関わったできごと(1)
ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路AD1498年 · 水先案内をしたとされる本文
オマーンの航海士の家系に生まれた。 父も祖父も船乗りだった。
書いたのは、インド洋の航海術の教科書になる。 四十篇以上の著作が伝わる。
内容は、季節風の吹く時期、 星の高さから緯度を出す方法、 海岸の地形の見分け方、 そして港ごとの入り方。 詩の形で書かれたものが多い。覚えるためになる。
ヴァスコ・ダ・ガマを案内したという話が広く語られる。 17世紀のアラブの著述家が書いたもので、 同時代の裏づけが無い。 本人の著作にも記述が無い。
その伝承が広まった後、 アラブ世界では「ヨーロッパに道を教えてしまった男」 として批判される文脈で語られることもあった。
やったことは、海を渡る方法を書き残したことになる。