概要
生きものを属と種の二語で呼ぶ決まりを作った。名前の付け方を揃えたことで、離れた土地の研究が初めて突き合わせられるようになる。
関わったできごと(1)
『自然の体系』AD1735年 · 著者本文
牧師の子で、医師の資格を取った。 当時、植物学は薬学の一部だった。
ラップランドへの調査旅行に出て、 記録を残している。 先住民サーミの暮らしを書いた部分は、 民族誌としても読まれる。
やったのは、名付け方を決めることだった。 属名と種小名の二語。 それだけで、世界中の誰が呼んでも同じものを指す。
自分自身にも学名を付けた。 Homo sapiens の記載者として 「L.」の署名が残っている。
弟子たちを「使徒」と呼んで世界へ送り出した。 17人が出て、7人が帰らなかった。 標本を集めるために死んでいる。
人類を肌の色と地域で四つに分け、 性格の記述まで付けた部分がある。 その分類が、後の人種論に引かれた。 分類の便利さが、そのまま害になった例になる。