概要
生きものを属と種の二語で呼ぶ決まりを提案した。名前の付け方が揃ったことで、離れた土地の観察を初めて突き合わせられるようになる。
場所
ウプサラ
59.86°N 17.64°E · スウェーデン
59.86°N 17.64°E · スウェーデン
関わった人(1)
カール・フォン・リンネAD1707年5月23日–AD1778年1月10日 · 著者本文
初版は11ページの表だった。 最終的には2400ページを超える。
やったのは、名前の付け方を決めることだった。
それまで、生きものの学名は 特徴を並べた長い記述だった。 「葉が丸く、茎に毛があり、花が黄色い……」という具合に。 人によって呼び方が違う。
属名と種小名の二語だけにする。 Homo sapiens のように。
これで、離れた土地の観察を突き合わせられるようになった。 同じものを見ているかどうかが分かる。
人間を、他の動物と同じ表の中に置いた。 霊長類の一種として。 当時、これは相当に踏み込んだ扱いになる。
一方で、人類を肌の色と地域で分けて 性格まで記述した部分がある。 その記述が、後の人種論に使われた。