概要
原因と結果は習慣で結びつけているだけで、必然は証明できない。28歳が書いて売れなかった本が、のちにカントを揺さぶる。
場所
エディンバラ(啓蒙期)
55.94°N -3.19°E · イギリス・スコットランド
55.94°N -3.19°E · イギリス・スコットランド
関わった人(1)
デイヴィッド・ヒュームAD1711年5月7日–AD1776年8月25日 · 著者本文
28歳で出した。
三巻。
「印刷機から死産で生まれた」と、後に自分で書いている。
売れなかった。
主張は、哲学の土台を揺らすものだった。
原因と結果は、 一方のあとに他方が来るのを何度も見たから 結びつけているだけになる。
必然を見ているのではない。
明日も太陽が昇ると信じるのは、 理性ではなく習慣による。
自我も、知覚の束にすぎない。
自分を内省しても、 そのつどの知覚しか見つからない。
そして、事実から当為は導けない。
「である」から「べきである」へ、 いつのまにか話が移っている本が多い、と指摘した。
無神論者と見なされ、 大学の教授職には二度落ちた。
『イングランド史』で生活の糧を得た。
カントが、この本で 「独断のまどろみから覚まされた」と書いている。