概要
東方への旅を語り、ヨーロッパにアジアの富を印象づけた。コロンブスはこの本を携えて出航する。
関わったできごと(2)
モンゴル帝国の拡大1206年 · この交通圏を旅した『東方見聞録』AD1298年(獄中での口述) · 口述本文
ヴェネツィアの商人の家に生まれた。 17歳で父と叔父に連れられて東へ発ち、24年帰らなかった。
元のフビライに仕えたと本人は語る。 中国側の記録に、その名が見当たらない。
帰国後、ジェノヴァとの戦いで捕虜になった。 牢で同房になった物語作家に、旅の話を口述した。 それが『東方見聞録』になる。
書かれたのは古フランス語で、 語り手の自慢と、作家の脚色が混じっている。
疑われてきた。 万里の長城が出てこない。 纏足も、お茶も、漢字も出てこない。 中国へ行っていないという説がある。
一方で、紙幣、石炭、駅伝制、塩の専売など、 当時のヨーロッパ人が知りようのない記述もある。
死の床で「見たことの半分も書いていない」と言ったと伝わる。
コロンブスは、この本に書き込みをしながら読んでいた。