概要
計器を使わずにハワイからタヒチへ渡った。ポリネシアの航海術が実際に機能することを、実演して示す。
関わったできごと(1)
ホクレア号のタヒチ航海AD1976年 · のちに航海長を務める本文
計器を使わずに、ハワイからタヒチへ渡った。
1980年、ホクレア号の航海長として。
ポリネシアの伝統的な航海術は、 ハワイでは既に失われていた。
ミクロネシアのサタワル島に、 マウ・ピアイルグという最後の航海者がいた。
その人に学んだ。
星の出没する位置を暗記する。 うねりの向きを体で読む。 鳥の飛ぶ方向で島の位置を推測する。
「島を動かす」という考え方を教わった。 自分が進むのではなく、島が近づいてくると考える。
マウは、自分の島の掟を破って外の人間に教えた。
そうしなければ、この技術が消えると判断したためになる。
その航海が、 ポリネシアの拡散が偶然の漂流ではなかったことを実証した。