概要
皇妃でありながら自分の名で貨幣を発行し、勅令を出した。実質的にムガルを動かした時期がある。
所属
ムガル帝国関わったできごと(1)
タージ・マハルの完成AD1653年 · その前の時代に宮廷を動かした本文
ペルシア系の貴族の娘で、 最初の夫を亡くした後、34歳で皇帝ジャハーンギールの妃になった。
皇帝が阿片と酒に耽るようになると、 実務を担うようになる。 自分の名を刻んだ貨幣を発行し、 勅令に署名した。 ムガル帝国で、皇妃がここまでやった例は他にない。
狩りに出て虎を仕留めた記録があり、 自ら象に乗って軍を率いたこともある。
建築と庭園の趣味も残した。 父の墓(イティマード・ウッダウラ廟)は 白大理石に象嵌を施したもので、 タージ・マハルの先駆とされる。 そのタージ・マハルに葬られるムムターズ・マハルは、 彼女の姪になる。
皇帝の死後、継承争いに敗れて隠退した。