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Person / 人

オリゲネス

Origen
AD185年頃 – AD253年頃(享年68・推定)
ローマ帝国重要度 4

概要

父が殉教した17歳で、アレクサンドリアの教理学校を継いだ。自分で去勢したと伝わる。旧約の六つの本文を並べた『ヘクサプラ』、体系的神学の最初『諸原理について』。デキウスの迫害で拷問され、その傷で死んだ。死後300年で異端にされた。

所属

ローマ帝国

関わったできごと(1)

オリゲネス『諸原理について』AD230年頃 · 著者

本文

アレクサンドリアで、キリスト教徒の家に生まれた。 父レオニデスが聖書を教え、 毎日一節を暗記させた。 子は「文字の裏の意味」を聞き、 父は「年に合わないことを聞くな」と叱り、 夜、眠っている子の胸に口づけした、とエウセビオス。

202年、父が殉教した。 財産は没収され、 オリゲネスは母と6人の弟と貧しくなった。 金持ちの婦人が引き取った。 その家に異端の教師がいて、 オリゲネスは同じ屋根の下で祈らなかった。

18歳、教理学校。 クレメンスが逃げたあと。 昼は教え、夜は聖書。 弟子が殉教に行くとき、付き添って口づけした。 群衆に石を投げられた。 アンモニオス・サッカスに哲学を学んだ。 プロティノスと同じ師。

パレスティナで、俗人のまま説教して、 アレクサンドリアの司教デメトリオスが怒った。 230年、カイサリアで司祭に叙階され、 デメトリオスがそれを無効とした。 去勢していたから、と。 231年、カイサリアへ。 図書館を作り、学校を開き、 速記者7人、写字生7人、 金持ちのアンブロシオスが払った。 『ケルソス駁論』。 異教の哲学者ケルソスが70年前に書いた反キリスト教の本を、 一節ずつ引用して答えた。 ケルソスの本は、それでしか残っていない。

「魂は体の前からあった」。 「星にも魂がある」。 「悪魔も最後は救われる」。 「肉の復活は、いまの肉ではない」。 「聖書の文字通りの読みは、初心者のもの」。

250年。 「彼が死ねば、キリスト教は終わる」と、 総督は思ったのかもしれない。 鉄の首枷、 足を四段に広げる拷問台、 火。 何日も。 殺さないように。 デキウスが死んで、釈放された。 253年頃、69歳で死んだ。 テュロスに墓があった。 十字軍の時代まで、そこにあった。