概要
レスボス島の詩人。古代には九人の抒情詩人の筆頭に数えられたが、まとまった形で残っているのは一篇だけで、あとは断片しかない。
所属
ギリシア諸ポリス関わったできごと(1)
『イリアス』『オデュッセイア』の成立紀元前8世紀頃 · 同じ時代の抒情詩の側本文
レスボス島の人。生没年も、暮らしぶりも、確かなことは少ない。 古代の伝記はずっと後の時代に書かれたもので、 その多くは喜劇の中の戯画から作られたと考えられている。
古代にはギリシア九大抒情詩人の筆頭とされ、 プラトンは「十番目のムーサ」と呼んだと伝わる。 アレクサンドリアの学者は作品を9巻に整理した。
いま完全な形で残っているのは一篇だけである。 残りは他人の引用や、エジプトで見つかった パピルスの切れ端から拾い集められた断片になる。 2004年にも新しい断片が出て、詩が一つ増えた。
失われた理由をキリスト教会による焚書に帰す話が広く語られるが、 確かな証拠は無い。パピルスが千年もたないというだけでも、 ほとんどの古代の書物は消えている。