概要
口誦で伝えられた叙事詩が文字になった。ギリシア人が共有する物語の土台になる。
場所
トロイア
39.96°N 26.24°E · トルコ・チャナッカレ県
39.96°N 26.24°E · トルコ・チャナッカレ県
関わった人(2)
サッポーBC630年頃–BC570年頃 · 同じ時代の抒情詩の側ホメロス紀元前8世紀頃–? · 作者とされる本文
数百年、口で伝えられたものが文字になった。
定型の言い回しが繰り返される。 「足の速いアキレウス」「ぶどう酒色の海」。 長い詩を記憶して語るための技法になる。
『イリアス』はトロイア戦争の10年目の数十日だけを扱う。 戦争の始まりも終わりも書かない。 アキレウスの怒りから、その怒りが解けるまでになる。
『オデュッセイア』は帰る話になる。
この二篇が、ギリシア人の共通の教養になった。 学校で暗誦し、 悲劇も哲学もこれを前提に語られる。
神々が人間くさい。 嫉妬し、贔屓し、喧嘩する。
一神教の聖典とは、性格がまるで違う。