概要
奴隷から王妃になり、夫の死を隠して十字軍を退け、自らスルタンとして即位した。イスラム世界で数少ない女性の君主。
関わったできごと(1)
シャジャル・アッ=ドゥッルの即位AD1250年 · 即位本文
出自が奴隷になる。
トルコ系かアルメニア系とされ、 アイユーブ朝のスルタンに買われて側室になった。
第七回十字軍のさなかに、そのスルタンが死んだ。
軍が崩れる。
彼女は、死を隠した。
食事を運ばせ、書類に署名を続けさせ、 指揮官だけに知らせて時間を稼いだ。
その間に後継者を呼び戻し、 マンスーラでフランス王ルイ9世を捕虜にする。
その後、自らスルタンとして即位した。
イスラーム世界では、ほとんど例がない。
貨幣に名が刻まれ、金曜の説教で名が読まれた。
バグダードのカリフが認めなかった。
女性が統治するなら他に男がいないのか、と書き送っている。
形式的に将軍と結婚し、実権は握りつづけた。
その夫が再婚しようとしたとき、浴場で殺した。
数日後、自分も撲殺される。