概要
官僚として各地を回り、見聞きしたことを『夢渓筆談』に書いた。磁針が真北を指さないことを、世界で最初に記録している。
所属
宋関わったできごと(1)
『夢渓筆談』AD1088年 · 著者本文
科挙に受かった官僚で、 治水、財政、外交、軍事を歴任した。
遼との国境交渉では、 過去の文書を調べ上げて相手の主張を崩し、 数百里の土地を守ったとされる。
天文台の長官として、暦を改めた。 太陽暦に近い暦法を提案したが、採用されなかった。 900年後に、その構想が評価される。
政治では王安石の新法党についた。 新法が失敗すると連座して失脚し、 そこから隠棲して『夢渓筆談』を書く。
書かれているのは、職務中に見聞きしたことになる。 磁針の偏角、活字印刷、化石、石油、虹。
失脚しなければ、書かれていない。 役人として成功し続けていたら、 この本は存在しなかった。