概要
刑を受けてなお『史記』を書き上げた。紀伝体という書き方を作る。
所属
前漢関わったできごと(1)
『史記』の完成BC91年頃 · 著者本文
父の司馬談は太史令——天文と暦と記録を司る官だった。 歴史書を書きたいという遺志を、死の床で息子に託した。
匈奴に降伏した将軍李陵を弁護し、武帝の怒りを買う。 選ばされたのは、死か、宮刑か、金での贖いだった。 金は無かった。
宮刑を受けた。 友人任安への手紙に、 生き恥をさらしてでも書き終えねばならない理由を書いている。 これが書かれた文章として残っている。
『史記』130巻。 本紀・表・書・世家・列伝という構成を作った。 帝王だけでなく、刺客も、商人も、医者も、 滑稽な話をする者にも巻を立てた。
仕えている皇帝の政策を、その生前に批判的に書いた。 そのため長く公にされず、 外孫が世に出したと伝わる。