概要
90年生きて123の劇を書き、7つが残った。将軍にも選ばれ、ペリクレスと並んで働いた。晩年に息子から老耄を訴えられ、書きかけの『コロノスのオイディプス』を読んで退けたと伝わる。
所属
アテナイ関わったできごと(1)
ソフォクレス『オイディプス王』BC429年頃 · 作者本文
コロノスに生まれた。武具商人の子で、裕福だった。 16歳のとき、サラミスの勝利の祝いで少年合唱隊を率いた。
BC468年、最初の競演でアイスキュロスに勝った。 それから60年、24回優勝し、二位より下になったことがなかった。 役者を三人にし、合唱隊を12人から15人に増やし、 背景画を使った。 自分は声が弱くて、舞台には立たなかった。
BC443年にデロス同盟の財務官、 BC441年にペリクレスと並んで将軍としてサモス遠征に出た。 「詩は上手だが将軍としては」とペリクレスに言われたと伝わる。 BC413年、シチリア敗戦後の非常時の委員にもなった。 神々に篤く、医神アスクレピオスの像を自宅に迎えた。
『アイアス』『アンティゴネ』『オイディプス王』『エレクトラ』 『トラキスの女たち』『フィロクテテス』『コロノスのオイディプス』。 123篇のうちの7篇。
90歳近くで、息子イオポンが財産管理を理由に 法廷で老耄を訴えた。 書いている途中の『コロノスのオイディプス』の合唱を読み上げ、 「これが耄碌した者の詩か」と言った。 訴えは退けられた。
BC406年に死んだ。 翌年、アリストパネスは『蛙』で、 「あの人は生前もあの世でも穏やかだ」と書いた。