概要
疫病の街を救うため、王が先王殺しの犯人を探す。探すほど自分に近づく。アリストテレスが悲劇の手本にし、フロイトが名前を借りた。疫病の直後のアテナイで上演された。
場所
アテナイ
37.98°N 23.73°E · ギリシア・アッティカ
37.98°N 23.73°E · ギリシア・アッティカ
関わった人(1)
ソフォクレスBC497年頃–BC406年 · 作者本文
テーバイに疫病が流行り、 神託は先王ライオスを殺した者を追放せよと告げる。 王オイディプスは犯人を探す。 探すほど、自分がその犯人であり、 その先王が父であり、妻が母であることに近づく。 真実に達した王は、自分の目を突き、王妃は首を吊る。
上演はBC429年頃とされる。 アテナイの疫病の直後で、 疫病の街から始まるこの劇は、観客の街の話でもあった。 競演では二位だった。
アリストテレスは『詩学』で、悲劇の手本としてこれを繰り返し引いた。 筋の逆転と発見が一つの場面で起こる。 フロイトは1899年に、 この劇が観客を動かすのは誰もが子供のころ同じ願いを持ったからだ、と書いた。
ソフォクレスは晩年に続編『コロノスのオイディプス』を書き、 死後に上演された。 盲目の老王が、アテナイの郊外で死ぬ話になっている。