概要
なぜ戦争が起きたのかを調べて書いた最初の書。「歴史」という言葉の出所になる。
場所
ハリカルナッソス
37.04°N 27.42°E · トルコ・ボドルム
37.04°N 27.42°E · トルコ・ボドルム
関わった人(1)
ヘロドトスBC484年頃–BC425年頃 · 著者本文
「ヒストリアイ」は「調べたこと」を意味する。 この書名が、そのまま「歴史」という語の出所になる。
書き出しで目的を述べている。 人の営みが時とともに忘れられないように、 そしてギリシア人と異民族が なぜ争ったのかが分からなくならないように、と。
やり方は、行って聞くことだった。 エジプト、黒海沿岸、メソポタミア。 現地の人の言い分をそのまま並べ、 「私はこう聞いた。信じるかどうかは各自の判断だ」と書く。
嘘も多い。金を掘る大蟻の話や、空飛ぶ蛇の話が混じる。 「歴史の父」と呼ばれると同時に「嘘の父」とも呼ばれた。
それでも、ペルシア側の言い分を書き留めている。 勝った側が敵の理屈を記録した例として、古代では珍しい。