← 地図で見る
Event / できごと

ヘロドトス『歴史』

Histories of Herodotus
BC430年頃
重要度 5

概要

なぜ戦争が起きたのかを調べて書いた最初の書。「歴史」という言葉の出所になる。

場所

ハリカルナッソス
37.04°N 27.42°E · トルコ・ボドルム

関わった人(1)

ヘロドトスBC484年頃–BC425年頃 · 著者

本文

「ヒストリアイ」は「調べたこと」を意味する。 この書名が、そのまま「歴史」という語の出所になる。

書き出しで目的を述べている。 人の営みが時とともに忘れられないように、 そしてギリシア人と異民族が なぜ争ったのかが分からなくならないように、と。

やり方は、行って聞くことだった。 エジプト、黒海沿岸、メソポタミア。 現地の人の言い分をそのまま並べ、 「私はこう聞いた。信じるかどうかは各自の判断だ」と書く。

嘘も多い。金を掘る大蟻の話や、空飛ぶ蛇の話が混じる。 「歴史の父」と呼ばれると同時に「嘘の父」とも呼ばれた。

それでも、ペルシア側の言い分を書き留めている。 勝った側が敵の理屈を記録した例として、古代では珍しい。

同じ時代のできごと

アマゾンの黒い土BC5世紀〜AD10世紀ネヘミアのエルサレム城壁再建BC445年墨子の兼愛と非攻BC430年頃ソフォクレス『オイディプス王』BC429年頃パルテノン神殿の完成BC432年ペロポネソス戦争BC431年アテナイの疫病BC430年