概要
人口は倍々に増え、食料は足し算でしか増えない。だから貧困は避けられない、と書いた牧師。以後200年、繁栄を疑う側の拠り所になる。
関わったできごと(1)
『人口論』AD1798年 · 著者本文
サリーの裕福な家に生まれ、ケンブリッジで学んで牧師になった。 父はルソーの友人で、人類は良くなり続けると信じていた。 息子はそれに反論するつもりで『人口論』を書いた。
本は匿名で出て、すぐに著者が知れた。 以後、名前は貧困を仕方ないと言う側の代名詞になった。 本人は救貧法を批判したが、飢えを望んだわけではない。 遅い結婚と節制で人口を抑えられる、と後の版では書いている。
イギリス最初の経済学の教授になった。 東インド会社の学校で、インドへ行く役人に教えた。
予言は外れた。 それでも、資源の限界を語る言葉は、いまもこの人の名で呼ばれる。